こんにちは、houriです。
投資歴5年目。趣味は高配当株投資のアラサー会社員です。
4月3日に個人投資家に人気の優待銘柄あさひ(3333)の優待廃止が発表されました。
今回は会社から発表された株主優待廃止の内容をご紹介します。
あさひ(3333)の株主優待
あさひは、郊外を中心に大規模自転車専門店を展開している企業です。
最近の業績ですが、売上は上場以来過去最高に高まっている一方で、仕入コストの上昇などにより利益は殆ど横ばいが続いています。
その他の特徴としては、銘柄コードが覚えやすいです。
(参考までに)銘柄コードがゾロ目の企業
・2222 ⇒ 寿スピリッツ
・3333 ⇒ あさひ
・4444 ⇒ インフォネット
・6666 ⇒ リバーエレテック
・7777 ⇒ スリー・ディー・マトリックス
株主優待の内容
あさひの株主優待は、100株保有で年間4,000円分の優待券をいただくことができました。
投資関係の月刊誌などでも度々見かけるなど、個人投資家にも人気の優待銘柄です。
権利確定月 | 2月20日 |
優待内容 | 100株以上500株未満保有 1,000円のご優待券 × 4枚 500株以上1,000株未満保有 1,000円のご優待券 × 10枚 1,000株以上5,000株未満保有 1,000円のご優待券 × 20枚 5,000株以上保有 1,000円のご優待券 × 40枚 |
贈呈時期 | 5月下旬頃(有効期限:1年間) |
株主優待廃止のお知らせ
そんな中、4月3日にこんな発表が出されました。
今年の株主優待を最後に、優待が廃止されることに…。
株主優待目当てで保有されている方にとっては、ショックが大きかったのではないでしょうか。
配当方針の変更
ちなみに会社側からは、株主優待の廃止と合わせて配当方針の変更についても発表されています。
これまでは、2月の期末一括配当でしたが、2023年8月は中間配当も実施されるように変更となります。
さらに、2023年2月期の本決算では、2024年2月期からは配当性向を35%目安とし、今期よりも17円増配となる年間45円/株とすることが発表されました。
株主優待の廃止理由にある「株主の皆様への公平な利益還元の在り方という観点から慎重に検討を
重ねました結果、配当による直接的な利益還元への集約が適切」が反映されているのでしょう。
類似の文言を株主優待の廃止理由とする会社は多いですが、中には増配余力がない会社もあります。
そんな中、きちんと配当性向を公表し、増配発表してくるあさひは、真面目な企業なんだと思います。
まとめ
最近は、株主優待に対する風当たりが強く、人気優待銘柄として特集されていた、JT(2914)やオリックス(8591)なども昨年、株主優待の廃止を発表しています。
※オリックスの「ふるさと優待」は2024年3月優待を最後に廃止となります
株主優待はいつか廃止されることを前提とした「おまけ」と考えることで、「今年も貰えたら嬉しいな」くらいに思うことができますし、万が一廃止になってもショックを和らげることができますので、私はそのように考えることにしています(^^♪
今回は、個人投資家に人気の優待銘柄あさひ(3333)の優待廃止の内容をご紹介しました。
これからも、気になる株主優待についてご紹介していきますので、もしよろしければ他の記事もご覧ください。
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