【4月優待✖️60万円以下】くら寿司(2695)の株主優待をわかりやすく解説![自社優待券]

4月

いよいよ2024年1月から新NISAが始まりました。最近は「投資」や「株主優待」という言葉を職場でもよく耳にするようになりました。

株主優待とは、企業が株主に対して自社の商品や優待券などをプレゼントする特典のことで、投資家にとって魅力的な仕組みです。

この記事では【4月優待×60万円以下】くら寿司(2695)の株主優待の内容について解説します。

 ※投資は自己責任です。本記事は銘柄選定の参考としてご覧ください。

1.くら寿司ってどんな企業?

くら寿司は、お寿司をリーズナブルな価格で提供する回転寿司チェーンです。1977年創業で、今では日本国内だけでなく、アメリカやアジアにも店舗を展開しています。

くら寿司は「無添」というコンセプトで、添加物を使わない健康的なお寿司を提供することで知られています。

2.くら寿司の株主優待

株主優待の内容

くら寿司は、以下の内容で株主優待を実施しています。

保有株数株主優待割引額
100株以上 200株未満2,500円分
200株以上 400株未満5,000円分
400株以上 1,000株未満10,000円分
1,000株以上20,000円分

なお、電子チケットで受け取る場合、上記に2,500円が加算して進呈されていましたが、2024年4月末の権利確定分より廃止となります。
(参考)くら寿司HP 株主優待制度の一部変更に関するお知らせ

受け取るための条件

くら寿司の株主優待を受け取るためには、毎年4月末の株主名簿に100株以上保有する必要があります。

2024年4月の権利付き最終日は4月25日(木)ですので、この日の15時時点で100株以上を保有しましょう。

なお、くら寿司の株主優待には保有期間の条件がないため、権利付き最終日前からの保有は不要です。

3. 株主優待の改悪リスクは?

「還元方針」や「最近の業績・配当金の推移」、「これまでの株主優待の変更」から、個人的には現時点で株主優待の改悪リスクは低いが、将来的には改悪可能性ありと考えています。

還元方針

くら寿司の決算説明資料によると、安定した利益配当を継続することを基本方針とする方針が示されています。

株主優待は、自社が運営する「くら寿司」「無添蔵」の優待割引券であるため、QUOカードやカタログギフト優待と比べて企業にとって維持しやすいと思われます。

(株主還元方針)
■ 当社は、株主各位に対する配当政策を重要な経営課題の一つとして位置付けておりますが、今後の積極的な事業展開を勘案し、必要な内部留保を確保するとともに、将来においても安定した利益配当を継続することを基本方針としております。

(株主優待)
■当社の事業へのご理解をより深めて頂くため、株主の皆様に、当社が運営する国内の「くら寿司」及び「無添蔵」の全店舗でご利用いただける優待割引券を提供しております。

(公式HPより引用)

最近の業績・配当金の推移

くら寿司の業績は、コロナ禍で営業利益が大きく落ち込んでいましたが、近年では順調に回復しています。

年度売上高(百万円)営業利益(百万円)当期純利益(百万円)
2020.10135,835350-262
2021.10147,694-2,4151,901
2022.10183,053-1,113744
2023.10211,4052,456863
2024.10
(予想)
226,2002,4001,100

配当金については、1株当たり利益を上回る配当金を出している年もあり、今後も同水準を維持できるのかは不安があります。

一般的に配当性向は30~50%程度が健全と言われます。くら寿司は、配当と別に株主優待も実施しており、今後1株当たり利益が増加しない場合は、将来的に配当金・株主優待の維持が難しくなる可能性はあります。

年度1株当たり利益(円)1株当たり配当金(円) 配当性向 
2020.10-6.720
2021.1048.02041.7%
2022.1018.820106.4%
2023.1021.72092.2%
2024.10
(予想)
27.72072.2%

これまでの株主優待の変更

くら寿司は株主優待の内容を2023年12月に変更しています。

それまでは、優待割引券を電子チケットで受け取る場合、紙で受け取る場合よりも2,500円分増額されていましたが、2024年4月末の権利確定分から増額がなくなります

株主優待の内容変更から、短期間で再度の内容変更は印象が悪いため、今回の変更以上の改悪がすぐに公表される可能性は低いと思われます。

4. 株主優待で毎日をもっとお得に

この記事では、くら寿司の株主優待を解説しました。

定期的な業績確認やリスク分散で株主優待の廃止・改悪リスクには常にアンテナを張りつつ、企業からもらえる株主優待で毎日をもっとお得に変えていきましょう

なお、目的とする株主優待を効率的に探すには、ネット証券の株主優待検索の活用が便利です

例えば、楽天証券やSBI証券など、大手ネット証券には株主優待を検索するページが用意されており、欲しい優待内容ごとに銘柄を絞り込んで探すことができます。これらは証券口座を開設するだけで簡単に利用できるため、まだ口座開設していない方は口座開設しましょう。

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