【株主優待info】年2回の人気優待銘柄ラックランドから株主優待(事前申込)が到着

1月

こんにちは、houriです。

投資歴5年目。趣味は高配当株投資のアラサー会社員です。

最近は株主優待に対する風当たりが強いようで、私が投資を始めた2019年頃に人気優待として、多くの雑誌に特集されていた、JT(2914)やオリックス(8591)なども昨年、株主優待の廃止を発表しました。

※オリックスの「ふるさと優待」は2024年3月優待を最後に廃止となります

企業が株主優待を廃止する理由としては、「株主平等原則に反する」といった批判に対応するものが多いようで、企業が株主優待廃止を発表する際のプレスリリースにも「株主の皆様への公平な利益還元のあり方という観点から(中略)株主優待を廃止させていただきます。」といった文言を使っているのをよく目にします。

「株主平等原則」とは、株式会社の株主は、株主として資格に基づく法律関係において、その内容及び持ち株数に応じて平等に扱わなければならないとする原則。

ただ、皆さんも同じようにお考えだと思いますが、大半の企業は「株主平等原則に反する」というのは建前で、業績悪化で株主優待維持が難しくなったというのが実情だと思います。

私は、株主優待はいつか廃止されることを前提とした配当の「おまけ」と考えています。
「今年も貰えたら嬉しいな」くらいに考えることで、廃止のショックを和らげるようにしています。


とはいえ、保有株の中には株主優待が魅力的で毎回届くのが楽しみな銘柄もあります。

その銘柄の1つが、食品や飲食分野の店舗企画・設計・施工を手掛けるラックランド(9612)です。
今週、そのラックランドから株主優待が届いたので、その内容をご紹介したいと思います。

ラックランドの株主優待

株主優待の内容

権利確定月6月、12月
優待内容4,900円相当の東北地方名産品詰合せ
※複数コースから1つ選択
(冷凍ホタテ貝柱、無着色明太子、あぶりしめさば、冷凍カキ等)
備  考送料約1,400円相当含む

選択できるコースの例

東北地方名産品詰合せの内容は毎回少しずつ変わりますが、2022年12月期の優待ではこれらの中から1つ選択できます。

出典:ラックランドHP IR情報「株主優待のご案内」

毎回どれにしようか迷ってしまうんですが、私がこれまでに頂いたことがある優待はこちらの3種類です。

出典:ラックランドHP IR情報「株主優待のご案内」
出典:ラックランドHP IR情報「株主優待のご案内」

明太子って、お土産でいただくことはあっても自分から買うことがあまりないので、株主優待で貰えるのは嬉しいです。

出典:ラックランドHP IR情報「株主優待のご案内」

Cava?がもらえるセットです。焼鮭ほぐしも入っているのが地味に嬉しいポイント。

出典:ラックランドHP IR情報「株主優待のご案内」

先週わが家に届いたセットはこちらです。

前にも頼んだことがあったんですが、「金華あぶりしめさば」の美味しさに感動してリピートしました。

ちなみに、今回から「事前申込制度」というのが導入されており、この制度を利用して株主優待を申し込んだため、3月末にこちらの株主優待を受け取ることができました。

ラックランドの「事前申込制度」
株主優待の基準日(権利確定日)より前に、会社が指定するページから希望する株主優待の事前申込を済ませることで、通常(ハガキでの申込)よりも約2カ月早く株主優待を受け取ることができる制度。

出典:ラックランドHP IR情報「株主優待のご案内」

株主優待制度(年4回のうちの2回)の一時休止

嬉しいラックランドの株主優待ですが、以前は3月・9月にも株主優待がありました。
※グループ会社が運営するECサイト(ご当地こわけ)で利用できる2,500円分のクーポン(×年2回)

ただ、こちらの優待に関しては、2023年2月14日に「一時休止」が発表されました。

株主優待制度(年4回のうちの2回)の一時休止に関するお知らせ

今後、株主様のご期待にお応えし、株主優待制度を末永く継続していくためにも、まずはコロナ禍で傷んだ財務体質を回復させ、業績を改善することが現時点での最優先課題であると考え、慎重に議論を重ねた結果、誠に遺憾ではありますが、株主優待制度の一部を一時的に休止することといたしました。(会社の公表資料はこちら

それまでは、1単元の保有で年4回も株主優待を受け取ることができるということで、個人投資家に人気の株主優待銘柄だったんですが、この発表によって現在の株主優待は、年2回となっています。

出典:ラックランドHP IR情報「株主優待のご案内」

この株主優待制度の変更を受けて株価が大きく下がるのかな、と思っていたんですが、この発表があった2/14の終値(2,920円)と翌日2/15の終値(2,908円)で比較しても、株価はそれほど下げていませせんので、名産品詰合せの方が残ったことの方がポジティブサプライズだったのかもしれません。

ちなみに、ラックランドは株主優待を通じた株主還元意識がとても強い会社です。

毎回、優待到着時には株主優待を通じて東北復興に力を入れていくという内容の社長の名前入りお手紙が同封されていますし、ラックランドの株主優待は「東北の復興支援」という目的で長期継続されてきています。

配当金についても、2023年12月期の予想は15円(前期25円)と減配となる見込みですが、配当金維持の姿勢を見せてくれている点も好感が持てます。

今回、「一時休止」としている3月・9月の株主優待についても、業績が回復したら「再開」してくれると信じてますので、まずは通期の黒字を目指して頑張っていただきたいですね。

これからも、株主優待が届いたらご紹介していきたいと思います!

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