株主優待で生活をお得に!株主優待投資のメリットとデメリットをわかりやすく解説

株主優待

いよいよ2024年1月から新NISAが始まりました。以前はそんなことなかったのですが、最近は「投資」や「株主優待」という言葉を職場でもよく耳にするようになりました。

株主優待とは、企業が株主に対して自社の商品や優待券などをプレゼントする特典のことで、投資家にとって魅力的な仕組みです。

私は2019年から個別株への投資を始め、これまでに多くの株主優待を受け取っています。株主優待は配当金とは別に受け取ることができるので、日常生活をちょっと豊かにすることができる一方、優待内容の改悪や廃止によって痛い目をみることもあります。

この記事では、株主優待投資を行う場合のメリットとデメリットをわかりやすく解説します。株主優待はあくまでも「おまけ」であることを認識しつつ、定期的な業績確認やリスク分散で日々の生活をもっとお得に変えましょう!

株主優待は「企業が株主に提供するリターンの一つ」

株主優待は、企業が配当金以外で株主に提供するリターンの一つです。具体的には、自社の商品やサービス、優待券、金券、お米などを株主に贈ることで、投資家は配当金以外に企業からリターンが得られます。

株主優待は、投資家側からすると日常生活をちょっと豊かにできるお得な仕組みですが、実は企業側から見た場合も導入するメリットが存在します。

企業側のメリット① 自社商品のファンを増やすことができる

企業は、株主優待を通じて自社の商品やサービスを株主に直接体験してもらえるため、自社の商品やサービスに対するファンを増やすことができます

自社の商品やサービスのファンが増えれば、今後も継続して利用してもらえる可能性が高まり、将来的に売上の向上が期待できます。

企業側のメリット② 安定株主を獲得できる

企業が株主優待を提供することで、安定的な株主を獲得することができます

例えば世界的に株価が下落した場合であっても、株主優待を目的として保有している株主は、株主優待が廃止や改悪とならない限りその株を保有し続ける可能性が高いため、銘柄は株価の下落が抑えられるメリットがあります。

株主優待投資のメリット

株主優待投資のメリット① 定期的に優待品をもらえる

株主優待投資の最大のメリットは、当然ですが株を持っている限り定期的に優待品をもらえることです。

「半年に1回」や「年に1回」といったタイミングで、定期的に企業から自社製品や優待券、金券などが届くため、楽しみながら株式投資にを継続することができます。株主優待を活用することで家計の節約にもつながり、長い目で見てお得に生活することができます。

代表的株主優待の種類としては、以下のようなものがあります。
 ・自社やグループ商品の詰め合わせ
 ・自社やグループで使用可能な商品券
 ・QUOカード・共通ギフトカード
 ・カタログギフト

株主優待投資のメリット② 優待利回りが高い銘柄がある

優待利回りとは、投資金額に対して1年間に株主優待をいくらもらえるかを%で表したものです。

一部の株主優待株は、優待利回りだけで5%を超える銘柄もあります。優待利回りが高い銘柄に投資することで、万が一株価が下落しても優待で損失の一部をカバーすることができます

2024年からスタートした新NISAの影響もあって、2024年に入って以降の日本株は株価上昇が著しく、相対的に配当利回りが低下しています。配当利回りだけでなく、優待利回りに目を向けることで、投資対象の銘柄を増やすことができます。

株主優待投資のメリット③ 投資家が長期での株式投資に取り組みやすい

株主優待を導入している銘柄は、定期的に株主優待が届くため、長期での株式投資に取り組みやすいと言えます。

さらに、一定期間継続して保有することで、株主優待の内容がグレードアップする長期継続保有特典を導入している銘柄もあり、配当利回りのみを目的とした投資に比べて、長期保有しやすいといえるでしょう。

株主優待投資のメリット④ ネット証券の活用で投資先の銘柄を探しやすい

目的とする株主優待を効率的に探すには、ネット証券の株主優待検索の活用が便利です

例えば、楽天証券やSBI証券など、大手ネット証券には株主優待を検索するページが用意されており、優待内容ごとに銘柄を絞り込んで探すことができます。これらは証券口座を開設するだけで簡単に利用できるため、まだ口座開設していない方は口座開設しましょう。

楽天証券で口座開設する場合 ⇒ こちら
SBI証券で口座開設する場合 ⇒ こちら

また、当サイトのような投資情報を発信するブログでも、株主優待のランキングやおすすめ銘柄が紹介されています。他の投資家の意見を参考にしながら、自分に合った銘柄を探してみてください。

株主優待投資のデメリット

株主優待投資のデメリット① 株主優待は改悪・廃止されることがある

企業の業績や経営方針の変更によって、株主優待が改悪・廃止されることがあります。業績の悪化や機関投資家などからの要請がその背景にあります。

<対策>
定期的な業績の確認が重要。株主優待を実施する企業の株主となった後は、その企業の業績を定期的に確認し、株主優待の変更や廃止の可能性を把握しましょう。

株主優待投資のデメリット② 株主優待以上の損失が発生する可能性がある

株主優待だけで企業を選んだ結果、株価の値下がりで優待以上に損失が出ることもあります。株主優待投資を行う場合は、企業の実態や業績をしっかりと分析し、リスクを考慮した投資判断を行いましょう。

<対策>
リスク分散が重要。株主優待だけでなく、企業の業績や保有銘柄全体のバランスを考えてリスク分散を行い、損失を最小限に抑えましょう。

株主優待投資のデメリット③ 複利効果は期待できない

株主優待は商品やサービスによって提供されるため、株式投資の最大のメリットとなる「複利効果」は期待できません。

<対策>
株主優待を受け取ることで節約できたお金を再投資することが重要。 株主優待での節約分で新たな株主優待銘柄を購入することで、雪だるま式に資産拡大が狙えます。

4. 株主優待で日常生活をもっとお得に!

この記事では、株主優待投資を行う場合のメリットとデメリットを解説しました。

定期的な業績確認やリスク分散で株主優待の廃止・改悪リスクには常にアンテナを張りつつ、企業からもらえる株主優待で毎日をもっとお得に変えていきましょう

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